骨盤の歪み

こんなお悩みはありませんか?
腰の痛みが良くならない
しびれや坐骨神経痛がある
寝ても疲れが取れない
太りやすくなった/おしりが大きくなった
便秘が治らない
日常的にこのような症状に悩んでいませんか?これらの症状は骨盤のゆがみが原因で起きている可能性があります。とくに30~40代の方に多くなっていきます。
骨盤のゆがみのほとんどは、骨盤についている筋肉の緊張バランスの崩れや、その下の脚からゆがみが生じていることによるものです。
骨盤の歪みについて知っておくべきこと
骨盤は、中央にある仙骨と左右の寛骨で構成されています。寛骨はさらに、坐骨・恥骨・腸骨に分類されます。仙骨と腸骨で構成されている関節を仙腸関節といい、この仙腸関節は体の中心に位置する非常に重要な関節です。日頃の姿勢や体の癖などによって、仙腸関節の動きが徐々に固まり、ロックがかかったような状態になることがあります。
骨盤は内臓を支える役割を持っているため、歪みが生じることで内臓の位置に影響が出て、便秘や胃の不調を感じることがあります。また、血流やリンパの流れが悪くなることで、冷えやむくみを感じることも多くなります。さらに、女性の場合は生理痛や月経不順といった症状が見られることもあります。
症状の現れ方は?
骨盤がゆがんでしまう原因はさまざまであり、日常生活の中で、いつも同じ側の肩で荷物を持つ、片足に重心をかけて立つ、座るときに足を組むといった、無意識に行っている行動がゆがみの原因となっていることがあります。
また、女性でハイヒールを履くことが多い方は、膝や股関節に負担がかかりやすいため、特に注意が必要です。さらに、妊娠によってお腹が大きくなると、体の重心がずれやすくなり、胎児や胎盤を支える骨盤にはさらに負荷がかかるため、痛みやゆがみが生じやすくなります。
これらの症状をそのままにしておくと、さらに悪化して日常生活に支障をきたす可能性があります。早期に骨盤の歪みをチェックし、適切な対策を講じることで、こうしたリスクの軽減が期待できます。その結果、より健康的な生活を送ることにつながります。
その他の原因は?
また、筋力不足によってもゆがみが起きてしまうことがあります。運動不足などにより筋力が低下すると、体を支える力も弱まり、正しい姿勢を保つことが難しくなります。その結果、体の重い部分を支えるために骨盤が前後どちらかに引っ張られて傾いたり、日常生活での姿勢や動作の癖によって、片側に負荷がかかり、歪んでしまうことがあります。
さらに、骨盤の歪みと寝方には深い関係性があります。寝方によっては骨盤に負担をかけ、歪みを引き起こす可能性があります。うつ伏せや横向きの姿勢は、腰や首まわりがねじれた状態になるため、骨盤が歪む要因となることがあります。仰向けの体勢で寝ることで、関節への負担がかかりにくくなり、姿勢の崩れを防ぐことが期待できます。また、睡眠中の姿勢を保ち、寝返りが打ちやすくするためには、布団や枕はやや硬めのものを使用するのがおすすめです。
骨盤の歪みを放置するとどうなる?
骨盤のゆがみを放置すると、骨盤内部の血管が圧迫されることにつながります。血行が悪くなると、冷えや肩こり、頭痛や腰痛が起こる原因になることがあります。
骨盤が前方にずれている場合、体はバランスをとろうとして胸の位置が後方にずれます。すると、胸のずれをかばうために頭が前方にずれ、猫背の姿勢になってしまうことがあります。
また、骨盤がゆがんで広がると、股関節が外側にずれ、両脚の骨や関節も外側に広がることがあります。そうなると、脚の外側の筋肉ばかりが発達し、内側の筋肉が緩むため、O脚になることもあります。
骨盤のゆがみを放置すると、さまざまな体のトラブルを引き起こす可能性があります。
当院の施術方法について
当院では骨盤のゆがみに対して、骨格矯正(ライト矯正)という施術メニューを行っております。短時間で効果が期待できる施術であり、お体のさまざまなお悩みに対してもアプローチすることができます。
当院の矯正施術は、骨盤の歪みを中心に、下肢(膝や足関節の位置)、上肢(内包肩や肩関節周囲炎)の歪み、さらに腰椎・胸椎・頸椎の歪みを細かく整えていきます。そうすることで、本来のゴールデンライン(その人が持つ本来の姿勢の位置)に近づけていき、痛みや辛さ、猫背、内包肩、X脚、O脚、頭痛、不眠、生理痛などの症状の軽減が期待できます。
また、この矯正により自律神経の乱れを整える効果もあり、体全体の調整にもつながります。
改善していく上でのポイント
骨盤のゆがみは、施術開始時は不良姿勢に戻りやすいため、ある程度続けて矯正を行い、体に良好な姿勢を癖付けていくことが大切です。痛みが軽減される目安の期間は矯正開始から3ヶ月、骨格変化が現れ始める目安は矯正開始から6ヶ月、骨格が安定し始める目安は矯正開始から9ヶ月から12ヶ月の期間が必要となります。
体に形状記憶させることでバランスが整い、骨格の維持にもつながります。体に良い姿勢の状態を覚えさせることで、日常的な負担を少しずつ減らし、体の調子を整えていく施術となっています。通うペースとしては、週に2回から3回が目安です。